昔読んだ漫画「いちごみるく3」正確には“3”は“く”の右上に小さくあるんです
ようこそお越し頂きまして。
懐かしの漫画です。
十作目は、
竹田真理子さんの
《いちごみるく3》←“3”は“く”の右上
学園ラブコメディです
三姉妹と三兄弟の話でございます
かなりの確率であり得ない設定なんですが
そこは漫画なので有りで
当時楽しく読んでた記憶が…
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[いちごみるく3]
作:竹田真理子
全2巻
講談社(なかよし)
※2巻のみ同時収録あり
[登場人物]
<安斉三姉妹>
●小春(三女)
中等部二年生の主人公。
将来の夢はルポライターの新聞部。
おてんば娘。
●麻美(次女)
中等部三年生。
テニス部。
自他共に認める学園一の美人でプレイガール。
●今日子(長女)
高等部二年生。
学年一の秀才で男嫌い。
<松原三兄弟>
●耕太郎(三男)
中等部二年生。
スポーツ万能でバレー部。
●匡(次男)
中等部三年。
テニス部。
根っからのプレイボーイ。
●誉志幸(長男)
高等部二年生。
優しくて成績もトップ。
剣道部。
●その他色々大勢
友達や先生
[あらすじ]
安斉小春は元気でおてんばな女の子。
自由な校風で中高一貫の星南学園に姉二人と共に在学中。
いつも遅刻ギリギリだけど、必殺塀飛び越しで“校門やぶりの名人”と言われている小春だが。
この日も遅刻しそうになり、塀を飛び越えたその時…後ろから同じように塀を飛び越えてきた人物が。
その人物のせいで着地に失敗し小春は遅刻、先生に説教される事に。
その人物は、サングラスを掛けた見たこともないキザなヤツで。
そのキザなヤツは、その日に転入してきた松原耕太郎だった。
新聞部の小春は、耕太郎が三人兄弟で学園中の女子が騒いでることも知らず。
三兄弟はそれぞれ安斉三姉妹と同じクラスだと聞かされ…部長から、松原三兄弟の取材を担当させられることに。
家に帰ると、待ってましたとばかりに姉たちから文句が飛び出す。
長女の今日子は…自分より勉強ができて、しかも男!というのが気に入らず。
次女の麻美からは…自分でも一週間かかったのに、転校初日にファンクラブを作った!悔しい!…と。
そんな姉二人がギャーギャー言っているまさにその時、玄関チャイムが鳴る。
「隣に引っ越してきましたものですが、ご挨拶に…」
小春が扉を開けると、そこには松原三兄弟が…。
今日子より勉強が出来るらしい、長男の誉志幸。
転校初日にファンクラブを作った、次男の匡。
そして小春の遅刻の元凶、三男の耕太郎。
松原三兄弟の話によると
父親の仕事の都合で両親は海外へ。
三人を残して行くのが心配なので、父親の友人が理事を務める学園に編入することになり、通学用に借りたマンションのお隣さんが安斉家だったとか。
それを聞き、姉たちは敵意むき出しの態度で。
特に長女・今日子は、次の実力テストで誉志幸に勝つ!と宣言する。
次の日から、小春は三兄弟の取材を始める。
まずは長男・誉志幸から。
取材の最後に小春が軽い気持ちで聞いた「好きな人っていますか?」それに対しての誉志幸の答えは「います。片思いですけど…」小春は素敵だな…と感じる。
そして、実力テストの結果発表の日。
テストは誉志幸の圧勝で、
今日子は飛び出して、
誉志幸はそれを追いかけて行った。
と耕太郎から聞き、姉を心配する小春。
夜になっても帰って来ない今日子。
家族が探しに行こうとしたその時、今日子が帰ってくる。
何があったのか麻美が問いただすと、今日子の口から出たのは「わたしのこと好きだって…」だった。
告白されて戸惑う今日子を見て、今日子も誉志幸が好きだと感じた小春。
次男女と三男女の協力で、二人は気持ちを伝え合い、めでたくカップルに。
そんな二人を見て小春は、恋っていいなぁ…自分にも現れるのかなぁ…と“恋する”気持ちに憧れ始める。
という感じで
順番にくっついていきます。
初めにも書きましたが
漫画ならではのほぼ無いであろう設定なんですが
だって…
三姉妹で
(これは普通にあるかな)
それぞれ同じ歳(学年)の三兄弟が
(これも全く無いわけではないか…)
転校してきて
(もうそろそろ無いな)
それぞれ同じクラスに
(もう無いな)
オマケにお隣さん
(絶対無いな)
ですよ
無いでしょ
絶対…いや
絶対に近いくらいほぼ無いでしょ
(すごい確率であったら困るので、言い切るのは控えます)
でも
あり得ないんだけど
あり得ないところが
少女たちの心を捉えたというか…
誰が好み~とか
私はこっち派~とか
このタイプは苦手~とか
オマセな女の子たちはキャッキャ言って
楽しめる漫画だったのではないかと
そんな漫画でした
私は麻美が好きだった
(のは覚えてる)
あっ、そうそう
絵も可愛いんだけど
男女とも着てる服がかわいいです
気になりましたら是非に~
おしまい
*同時収録作品*
[約束の楡の木で]
内気な女の子の恋物語。
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最後までありがとです。
またのお越しを!